働く世代のあなたに仕事とがん治療の両立お役立ちノート 働く世代のあなたに仕事とがん治療の両立お役立ちノート 働く世代のあなたに仕事とがん治療の両立お役立ちノート 働く世代のあなたに仕事とがん治療の両立お役立ちノート

 

働くあなたへ

Sceneシーン 02 どこに何を確認すればいい?

1 主治医に確認すべきポイント

治療に関する時間的見込みや、これから受ける治療の副作用が仕事にもたらす影響について整理しましょう。 また、抗がん剤や放射線治療の副作用など、治療内容によっては、発現時期、症状などが予測可能です。起こりうる事柄を事前に知っておけば安心していられますし、事前に必要な対応も準備可
能です。

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手術の場合

  • 何日くらい休みが必要でしょうか。

  • 手術の前後にどの程度通院が必要になりますか。

  • 手術を受けることで、できなくなること、難しくなることはありますか。

  • 手術の後に、追加で治療をする可能性はありますか。
    それは、どのくらいの期間でしょうか。

  • 手術にかかる費用はどのくらいでしょうか。

放射線治療の場合

  • 治療は何回受けることになりますか。

  • 1回の治療にかかる時間はどのくらいですか。

  • 治療を受ける時間について相談はできますか。

    (仕事との兼ね合いで希望があれば伝えてみることも大切です)

  • どのような副作用がおきますか。

  • 抗がん剤治療を並行して受けることはありますか。

    (その場合のスケジュールについても確認してみましょう)

  • 治療にかかる費用はどのくらいでしょうか。

薬物治療の場合

  • 入院・外来通院、どちらで受ける治療でしょうか。

  • 通院や入院の頻度はどのくらいでしょうか。

  • 治療の頻度はどのくらいでしょうか。

  • 1回の治療にかかる期間(時間)はどのくらいですか。

  • どのような副作用が、どのくらいの期間続きますか。

  • よく起きる副作用で気を付けたほうがよいことはありますか。

    (車の運転など、気を付ける必要がある副作用もあります。ご自身の職務内容を伝えながら質問してみましょう。)

  • 治療の前後に出勤することは可能ですか。

  • 治療にかかる費用はどのくらいでしょうか。

がん専門相談員からのワンポイントアドバイス がん専門相談員からのワンポイントアドバイス

診察室で質問をするときに、ひと工夫

定期受診の際に、主治医に確認したいことがある場合は、その要点を箇条書きしたものを、診察室前に外来受付経由でお渡しするのも一つの方法です。
主治医も、患者さんを診察にお呼びする前に、その日患者さんがお聞きになりたいことがわかると、時間的・内容的に、心づもりをして診察をスタートすることができます。
スムーズなコミュニケーションには、主治医と患者さん、双方からの協力が大切です。

2 会社に確認すべきポイント

会社に確認すべきポイント

  • 就業規則はどうなっているでしょうか。

    休職期間や休職期間中の給与の条件などについて、確認をしてみましょう。

  • 時短制度、フレックス勤務の有無

  • 辞めると失ってしまう権利がないかの確認も忘れずに

    会社に属していることで、ご加入の保険組合独自の高額療養費制度や傷病手当金の付加給付制度が設けられている場合もあります。

  • 相談可能な産業保健スタッフの有無

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