Sceneシーン 01 ご家族をはじめとする、あなたの理解者について これから始まる療養生活の中で、あなたのことを一番理解してくださる方はどなたですか?その方は、仕事をしているでしょうか?あるいは、学生でしょうか? また、一緒に暮らしていますか?別々での生活でしょうか? ご病気をきっかけにご自身やご家族の生活は、少なからず変化することがあります。 その変化に対応するために、ご家族をはじめとする理解者にお願いしたいこと、あるいは第三者(公的サービス等)にお願いしたいことなど、一度、考えを整理してみましょう。 テキストを入力してみましょう!入力後に一括でコピーしたり、PDFに保存できます。 ご自身の理解者、あなたにとっての大切な方について書き出してみましょう あなたにとっての理解者 例:兄弟、子ども、配偶者、親、知人など あなたが療養生活に入ることで、気がかりとなる方 養育が必要なお子さん 介護を必要とするご家族 ペット その他 その他を選択の場合、入力部分に内容を記入してください あなたの療養生活に関することを、どなたにお願いしますか? 病院の通院に関して 病院での大切な説明の時に、同席をお願いしたい方 病院へのお見舞い、着替えのお世話をお願いしたい方 病院の身元保証人をお願いする方 気がかりとなる方のお世話について ご家族の炊事・洗濯・食事の準備などの家事 子どもさんの送り迎え 介護を必要とする方への介護 お金の管理 ペットの散歩 コピーする PDF出力 がん専門相談員からのワンポイントアドバイス 公的サービスで補えることもあります。 子どもさんの食事:ファミリーサポート(各市町村) 延長保育 介護サービスの拡充:一時的に、ショートステイやデイサービスなど、長時間の介護をお願いすることも可能です。(各市町村の介護保険課・介護保険を利用している方は、担当ケアマネジャーへ相談を) 身元保証人について:お願いできる方がいらっしゃらない場合は、遠慮なく医療機関の相談窓口に相談してみてください。状況をお聞きしながら対応してくださいます。 生活を支援する制度について知る 子どもさんがいるあなたに 子育て中の方にとって、がんの診断を受けることは、ご自身の治療のこと以上に、子どもさんの世話や病気のことをどこまで伝えるかといったことも重要な問題の一つになります。 「心配させたくない」「親ががんだとわかったらショックでふさぎ込んでしまうのではないか」というご心配もあるかもしれませんが、子どもは親御さんの様子をみて、いつもと違う何かが起きていることに気づきます。 子どもさんも大切な家族の一員として、状況を伝えることが子どもさんの安心感につながります。